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Q&A セルフビルド

Q1:セトリングって何?
A1:ログ材を横に積み上げるログハウスの壁は、ログとログの重ね部分の食い込みや乾燥によるログの収縮と自重によって下がります。この現象がセトリングです。約2年程度で落ち着きますが、その間、収縮に合わせて通しボルトなどを調整する必要があります。

Q2:道路が狭くトラックが入れない場合は?
A2:比較的広めの場所で梱包を開け、軽トラックなどに移し変えて運んで下さい。

Q3:布基礎の場合の土台ログは?
A3:基礎を布基礎とし、アンカーボルトで土台ログを固定する場合、ログにはアンカーボルト用の穴は開いておりませんのでアンカーボルトの位置に合わせてログに穴を開けて下さい。その際、ナット部分がログと干渉しますので、座彫りして対応して下さい。

Q4:土台用の角材(キット外・角材105mmや120mmなど)を使用する場合
A4:まず、土台となる角材を基礎の上に、角材とログの外面が揃うように配置します。以下上記同様です。固定の仕方としては、基礎と土台用角材をアンカーボルト等で固定し、土台用角材とログをL型金具等で内側に止める方法もあります。

Q5:建具のガラスが割れていた場合は?
A5:最寄りのガラス店で入れ直して頂き、かかった費用を残金より相殺または返金させていただきます。弊社に窓の在庫がある場合には、交換もしくは、ガラスのみ送付(この場合、取付はお客様にお願いします。)にて対処させて頂くことも可能です。但し、お客様の取り扱い上、割れてしまったガラスに関しては、この限りではありません。

Q6:カビが発生した場合の対処方法を教えて下さい。
A6:専用の薬品で処理できますので、DIYショップでご購入いただくか、弊社にご注文下さい。ただし、発生から長時間経過している場合は、落とせなくなる恐れもございますので、発見後すみやかに処理を行って下さい。

Q7:査石等の基礎位置の決め方を教えて下さい。
A7:基礎の位置がはっきりしない場合は、最初に土台ログを組んでいただき、各コーナーの対角線を計ってログ交差部が直角である事を確認した上で、土台ログに合わせるように基礎の位置を決定します。

Q8:床・天井に断熱工事を行うには・・・?
A8:〈屋根〉施工方法で異なります。
〈床〉 ・床(根太・ベニヤ板・断熱材・床板)
・スタイロフォームの場合ベニヤ板不要

Q9:F型金物(部材の矯正・横反り、ねじれ)、矯正釘の使い方は?
A9:ログ組時、ログの反りやねじれにより実(さね)が噛み合わない場合には、キットの補助道具を使って矯正します。片側のノッヂを軽く組んで、もう一方のノッヂ付近に補助道具をはめ、押す、引くなどテコを利用してログを垂直に立て、そこで木槌でたたいて納めます。

Q10:コーキング処理をする場合。
A10:雨漏り防止や居室の気密性を高める効果のあるコーキング処理をする場合、ノッヂ部に居室を囲むようにコーキング材を盛って下さい。

Q11:釘などの部材が見つかりません。
A11:最寄のホームセンター、もしくは金物店でお買い求め下さい。キット内の部材を必ず使わなければ完成しないという訳ではございませんので、用途に合わせて適材をお求めになられる事をお勧めします。

Q12:窓を追加する場合は?
A12:追加用の窓をキット本体と別にご購入いただいた場合、ログ壁を組んだ後に窓を追加する部分をチェーンソー等を利用して切り抜いて開口して下さい。

Q13:電気配線について
A13:ログ厚75mm以上のモデルはダボ穴を電気配線用の穴として利用できます。あらかじめ電気配線する場所を決めておき、ログ組の際にダボを打たないようにしておきましょう。ログ厚50mm以下のモデルにおいては外部から直接穴を開けて配線して下さい。

Q14:白アリ対策
A14:専門会社へお問い合わせ下さい。

Q15:多雪地域での建築について
A15:屋根の積雪が50cm以上になる地域では、ご判断の上、急勾配に変更する・屋根の仕上材を変更する・棟木、母屋の補強(立柱、斜材を使用する)などの対策を講じて下さい。(オプション部材有)

Q16:確認申請について
A16:当社では各種申請に対し、申請用図面及び構造計算書の有料提供までのお手伝いとなり、その他申請に必要な案内図、配置図、申請書の作成及び提出手続きはお客様のご手配となりますのでご了承下さい。延床面積100u以内で2階以下の建築物については建築士の資格のない方でも個人申請を行なえます。詳しくは役所内建築指導課などの窓口にご相談下さい。

Q17:換気扇、家具取り付けの場合のセトリング対策は?
A17:ログに開口を開けて機器を設置する様な場合、ログ壁には直接固定しないようにして下さい。窓の取り付け方と同様に、機器とログ壁を固定せず、セトリング対策用下地フレーム等を施工して、機器を仮固定するなど対策を行なって下さい。また棚等を設置する場合、ログ間のセトリングを意識して設置するように心がけて下さい。

Q18:強風対策について。
A18:ログ組・・・妻壁のノッヂ組をしない部分や、通しボルトのない部分については、ログ間にネダボンドを使用して接着、また、1段ごとに木ネジを打つなどの措置を行って下さい。
野地板・鼻隠板などの板材・・・キット内の釘ではなく市販の木ネジを使用するようにして下さい。木ネジはお客様にてご手配願います。
軒・屋根全体・・・棟木、母屋、野地板をカットするなどして軒の出を小さくし、風圧を受けにくくなるよう工夫して下さい。また、ベランダ付きタイプ(A・Bタイプ)で、下から巻き上げる風による正面屋根のあおりの心配がある場合は、ベランダログと桁、母屋、棟木を立柱で補強するなどして下さい。